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RAP2をXBOX360と共用する

■RAP2(プレステのアーケードスティック)をXBOX360と共用します。信号変換回路を作るのはメンドクサイので、ボタンとレバーを独立させコネクタに接続し、PSコントローラ基板やXBOX360コントローラ基板へつなぎ変える事で共用します。

  1. RAP2のボタンとレバー部を独立させてD-Sub15pinオスコネクタに配線して外に出します。
  2. RAP2内のPS基板から配線してD-Sub15pinメスコネクタに配線してRAP2に穴を空けてホットボンドで固定します。
  3. XBOX360有線コントローラから信号をD-Sub15pinメスコネクタへ配線します。


■材料

  • RAP2(プレステ用です)
  • XBOX360有線コントローラ(新型) 中古で2000円
  • セイミツボタン(お好みで)
  • レバーボール(お好みで)
  • スダレケーブル16芯 1m。1本余るので剥いていいです。
  • 熱収縮チューブ 直径2mmくらい。コネクタに半田付けしたケーブルの補強とショートを防ぎます。
  • D-Sub15pin(3列のやつ)オス1、メス2
  • D-Subコネクタのカバー

 ※べつに2列の15pinのでもいいと思います。そのほうがはんだづけしやすいし。

■道具

  • テスタ(導通チェック)
  • はんだごて
  • はんだ
  • ラジオペンチ
  • ニッパー
  • カッターナイフ
  • ドリル
  • 万力(100円ショップ)、コネクタにはんだづけするとき固定するのに便利。

■参考事例
http://ktstg.blog.shinobi.jp/Entry/373/
http://pppyukiqqq.blog62.fc2.com/blog-entry-1.html#more

工程1

RAP2のボタンとレバー部を独立させてD-Sub15pinオスコネクタに配線して外に出します。
ボタンは好きなものに交換(ケチって4つしか買ってこなかった。)。レバーに最も近いボタンをリング締めタイプにすると、レバーの金属ステーと少し干渉するので、リングを削ってステーの下へもぐりこませます。あ、あとレバーのボールも黒くしました。
PS基板とレバーやボタンを接続しているケーブルを切断します。このとき、PS基板側に残るケーブルがそれぞれ何ボタンかテープ巻いてボタン名を書いて印をつけておきます。
ボタンはそれぞれ片方の端子をGNDにして、全ボタンはんだづけしてしまいます。あとは適当な長さにカットしたスダレケーブルを半田付けします。あまりケーブル長くしないほうがいいと思います。抵抗が大きくなって電気的に動かなくなるかも?知れないので。
スダレケーブルは、PS基板のケーブルを通す穴から一緒に通して外へ導きます。(自分は気づくのが遅く無駄に穴を空けてしまいました)
外に通したら、D-Subコネクタへ半田付けします。コネクタはんだづけ作業が最も時間かかりました(無駄に高密度3列にしたから)

工程2

RAP2内のPS基板から配線してD-Sub15pinメスコネクタに配線してRAP2に穴を空けてホットボンドで固定します。
RAP2のPS基板からは、各ボタンに同じ色のケーブルが2本ずつ伸びていますが、それぞれ片方はGNDです。テスタで確かめましょう。D-Subコネクタへ接続するGNDはどこか適当な1本のGNDでOKです。(自分はレバーのCOMをつないだ)
また、このとき工程1のケーブルを通すぶんの穴も確保しましょう。

工程3

XBOX360有線コントローラから信号をD-Sub15pinメスコネクタへ配線します。
信号取り出しポイントはココを参考にしました。
よくある改造事例に、コントローラ基板を取り出してRAPに格納するというのがあります。しかしコントローラを潰してしまうのはMOTTAINAIので、コントローラを生かしたまま信号を引き出します。その代わりLTとRTは引き出しません。なぜなら自分には6ボタンもあれば足りるからです。他にも、しいたけボタンが押せる事、マイク端子が生きているのでボイスチャットも可能なこと、二人で操作できる、エコロジーなどのメリットがあります。

ネジ穴付近はケーブルが潰されてしまうので、気をつけて配線します。コネクタは空中ブラブラになるので、ホットボンドでしっかり固定して補強します。でもあまり盛りすぎると閉まらなくなるので気をつけます。(穴あけてコネクタ固定することもできるらしいですが、なんかフタが閉まらなくなる?とか)上フタと下フタの山をカッターナイフで削り取ってやると、スダレケーブルが通る細長い穴になります。自分はコントローラ下部から通しましたが、スダレケーブルを2つに割いて上から通す事も可能かと思います。お好みで。
RBは、RTトリガの白い固定パーツの裏に信号取り出しポイントがあるため厄介です。白い固定パーツの上のツメだけはずしてスキマを作り、ドライバーなどを突っ込んで空間を確保してはんだづけします。ケーブルは白いパーツの一部をはんだごてで溶かして通します。ここを通すとRTトリガのストロークへの影響がほぼゼロになります。メンドクサイよ、5ボタンで足りるよという方は配線しなくてもいいです。

まとめ

自分は全部で15時間ほどかかりました(3日5時間)。XBOX360のRAPが12000円くらいするので、時給800円くらいの労働でしょうか。しかし、作業をネットで生放送しながらだったり、無駄な穴をあけたり効率悪かったので、テキパキやれば10時間で終わると思います。
参考にしたblogによると、LTとRTを配線するとしいたけボタンのリングが全部点灯するらしいんですが、この改造ではそんなことはありません。でも、組み立てたらなぜかRBボタンが効きませんでした。むしろ押すと「コントローラとの接続が切れました」って出る謎の状態になりました。でも何もしていないのに次の日治ってました。きっと妖精さんが直してくれたに違いないです。
また、レバーボタン部は独立しているので、同じ要領でメスコネクタさえ作れば何のコントローラにでもなるはずです。SFC, SS, DC, MSX, アーケード基板など。スペース節約になります。

参考に、コネクタのピンアサインはこのようにしました。

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http://d.hatena.ne.jp/sea-show/20100104

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