人とか機械とか

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固定インターネット回線業者

インターネットのキャリア業者が回線速度をアピールするのは、まあ商売文句なのはわかるけど、でも、最近ではもう回線速度は飽和してるんじゃないかと思う。むしろ最近のネックは回線じゃなくてサーバーレスポンスのほうじゃないの?っておもうが。
http://traffic.nicovideo.jp/(現在はサービス停止?)
例えばニコニコ動画の動画ダウンロード速度ランキング「ニコニコ渋滞情報」によると、一般回線のトップで15Mbps、プレミアム回線のトップで25Mbpsくらいだった。だから回線速度なんて光の100Mbpsで充分だと思う。なのにひかりoneがギガプランを始めてスピードをウリにし始めたから、しょうがなくNTTもハイスピードプラン(下り200Mbps、上り100Mbps)を始めた。

冒頭でも書いたが、回線をフルに生かすほどのレスポンスのサーバーがないのだから、回線だけ太くなっていったところでメリットはない。それに、広帯域を使ったとしても帯域制限に引っかかる。一日当り上り30〜5GB程度の帯域制限をかけているISPがある。しかもアプリケーションを問わず。例えば最近720p画質のビデオ通話に対応したSkypeで、その画質で長時間テレビ電話してたら帯域制限ひっかかるんじゃないか?という気もする。「最低1Mbps必要」と言っているけど、実際どのくらいの帯域使うのだろうか。
実効スループット100Mbpsを超える通信なんてしないのに、ギガビットでLinkUpしていても電気代のムダだと思う。
光で40Mbpsくらいでいいから安くしてよと思う。光の集合住宅タイプ(VDSLでなく宅内も光配線)で、住人にダウンロード厨が居ない環境が一番いいと思う。価格と品質のバランスが。まあでも、回線速度が上がることで、「情報量が少ないが即時的な通信」が速くなったりするのだろうか?たとえばネット対戦でラグの発生が減るとか。
最近のインターネットのルーティングって、「スループット重視」と「リアルタイム性重視」でルートを変えて最適化したりするのかな? 知らんけど。NGNならQoSがあるみたいだけど。テレビ電話とかで使うやつ。