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自作PC向けマザーボードのBIOSについて

なんでBIOSって自分自身で起動しないと書き換えられないようになっているのだろうか?

ROMを書き換えるだけなんだから、SPIか何かの線を「Firmware Update Pin」みたいな規格にしてどっかピンヘッダへ引っ張り出してあれば、そこに外部から書き換えできると思うんだけど。そうすれば、今のBIOSで対応しているCPUをわざわざ用意してそれを刺して起動してからBIOSをアップデートし、新しく対応したCPUを使える」なんていうめんどくさい作業をしなくて済む。で、その規格準拠のUSBケーブルを売ればいい。別のPCからBIOS(EFI)リード・ライトソフトを立ち上げてアクセスできる。
昔のマザーはソケットにEEPROMがハマていたので、EEPROMを取り出して書き換えるのができた。今は小型化してマザー上に直付けになったから無理。足にプローブ当ててアクセスするって手段もあるかもしれないけど。

で、実際この間アキバでマザーとCPUを買おうとしたときに

「このCPUは新しいので、このマザーのBIOSで対応してるかどうかわからん」って言われて仕方なく1世代古いCPUにした。こういった量販上の実害が出ているんだから、対策してくれないとマズイんじゃないかなあと思う。営業のことやお金のことはよくわかんないけど、解決できるであろう技術的な問題によって商売の足を引っ張るっていうのは、マズイんじゃないかなあ。

技術的には可能だろうけど、なんか政治的にできない理由があるのかな?金銭的な問題は無いと思うんだけどなあ。だって、ただでさえ変な余計な機能をつけるマザーが沢山あるんだから、そういう遊び心にお金かける余裕があるんだから、マトモな機能にお金かけるくらいどうってことないだろう。


それが実現すれば、マザーを買うときに、使う予定のCPUがこのBIOSバージョンで対応してるかを確認して、アップデートが必要であれば更新をするということが手軽に行うことができる。お店で無料サービスでもできるだろうし、アップデートケーブルを持っている人なら自前でやることもできるし。