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人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

モバイル機にこそUSB3.0を

ネットブック級のマシンでUSB3.0搭載してるのって、まだEeePCしかないのかな。
今日発表された新型MacBookAirにUSB3.0を搭載しなかったのは失敗だと思うなあ。かつてUSB1.0を流行らせたのは、ボンダイブルーiMacだったというのに。

MacBook Airを写真で紹介 〜史上最軽量のMacとなる11.6型モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20101021_401520.html

でも内部写真を見ると、サイズ設計的に難しかったのかな。

この、「セカンドオピニオン」シリーズの記事では、274回目からずっとUSB3.0の研究をしている。
http://journal.mycom.co.jp/column/sopinion/index.html


USB3.0を勧める理由

高速

 小型PCというのは、いろんなところに持ち運んで作業をするのに使うので、忙しい、時間が無い、差し迫った状況での利用があるわけです。USBメモリとか なんか速いほうがいいです。

このUSBメモリは、価格・速度・容量のバランスがよくて人気があるみたいです。
http://club.coneco.net/user/11502/review/38423/
USB3.0でRead80MB/s,Write50MB/s、USB2.0でRead35MB/s,Write30MB/sくらい出る。3.0でもっと高速なUSBメモリも存在するがそれは高価なことを考えると、バランスがよい。USB2.0として見ても性能と価格の比率はかなり良い。

CPU負荷が低い

 過去のUSBのホストコントローラインタフェース(HCI)では規格が割れてUHCI, OHCIに分かれてなんかゴチャゴチャしてしまったが、新しく開発されたxHCIは、それ一つでUSB2.0USB3.0すべてに対応しているのでデバイスマネージャがスッキリする。つまりドライバのインスタンスが1つになる。
また、5Gbpsもの帯域をCPUを介在していては処理が重すぎるので、ハードウェアがインテリジェントになった。デスクトップに比べてCPUが非力になりがちなノートやネットブックにおいて、これは重要である。CPU負荷が下がるということはCPUを1ランクアップするのに等しい。モバイル機でDTMやビデオ入出力なんかをやる場合に特に違ってくる。昨今のネット生放送なんかも。

CPU負荷については343〜344回目でベンチを行っており、一目瞭然である。
http://journal.mycom.co.jp/column/sopinion/343/index.html

電力の供給能力が高い

 500mAが900mAになった。バッテリ駆動のモバイルデバイスが多くなった昨今、PCのUSB端子から充電することも多くなった。電流量が大きくなることで、より高速に充電できる可能性がある。GIGABYTEマザーボードは独自に電流増やしてたりする。
 また、外付け光学ドライブでもその効果が発揮できる。読み出しはバスパワーで動くが、書き込みにACアダプタが必要というスリム光学ドライブの製品は多いが、そういった製品でACアダプタが不要で書き込みも可能になる可能性がある。同じように3.5インチHDDはACアダプタが必要だが、これも製品によっては不要になるかも知れない。カバンに入れるACアダプタが減れば、カバンが少し軽くなる。
 ただ、実際には規格通り900mA供給できないパソコンもあり、その辺はマチマチらしい。

拡張性

 小型のモバイル機は拡張性に乏しい。ノートPCクラスになればExpressCardを備えるが、ネットブックExpressCardを備えるものはまず存在しない。だがUSB3.0PCI Express Gen2を外に出してきたようなモノなので、PCI Express用に設計されたようなデバイスが、USB3.0として登場する可能性がある。それ(?)と思われる1例がこのビデオキャプチャである。

Blackmagic Intensity Shuttle
http://www.blackmagic-design.com/jp/products/intensity/

USB2.0では使用不可能、USB3.0専用」という設計からするとそんな気がする。たぶん。「USB3.0 to PCIe変換チップ」のようなモノが開発されるのかもしれない。そうすればこの流れが加速されるだろう。
過去にExpressCard接続の外付けGPUなんてモノも存在した。


総括

 以上の理由から、ノートPCや、ひいてはネットブック級のマシンにこそUSB3.0が重要だということがお分かり頂けたかと思う。モバイル向けチップセットへのUSB3.0統合を望む。
 先陣を切ってUSB3.0を搭載したASUS EeePC 1018Pは、やはりネットブックの第一人者として先見性ある判断だと評価できる。あ、でもEeePCはOSなしモデルを作ってほしいなあと思う。あとSSDモデルを復活してよーと思う。

Eee PC 1018P
http://www.asus.co.jp/product.aspx?P_ID=hbAiLQA6LRG0qcNH


 過去の弱点を克服してスマートになり、互換性を保ちつつも新たに5Gbpsもサポートした温故知新なUSB3.0(xHCI)は、さらなる未来のPCへの土台となるだろう。


レビューきてた

薄型軽量アルミボディで高級感もたっぷり! ASUSTeKEeePC 1018P」
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/10/26/1018p/index.html

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