人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

チップが統合していくパソコンをみて思った

優秀なGPUのCPUとの統合化が進む
   ↓
中途半端なspecの外付けGPUはあまり出なくなる
   ↓
ミドルハイレンジくらいのGPUボードが増える
   ↓
そのクラスになるとPCIeを2slot占有する
   ↓     ↓
   ↓  キューブPCには入らなくなる。もしくは、入ってもスロットが塞がれて拡張性が下がる
   ↓     ↓
   ↓  キューブPCは外付けGPUを諦める方向か、もしくは2slotGPU搭載可能かの路線に分かれる
   ↓     ↓
   ↓  そもそも大型キューブって日本じゃ流行ってなくね?
   ↓  miniITXならあるけど、micro以上のキューブ少ない。
   ↓
他のPCIe拡張カードなんかが刺せなくなる
   ↓
じゃあ外付けでいいんじゃね。
   ↓
本来PCIeカードで実現していた機能をそのまま持ってきたUSB3.0デバイスが増える
   ↓
相互作用でUSB3.0ホスト搭載も加速する
   ↓
USB3.0ホストのチップセット統合で先行しているAMDがアドバンテージ高くなる
   ↓
FUSIONが意外と健闘する
   ↓
AMD大勝利
   ↓
intelの人が辛くなる → intelの人が吐き気がするので桶を買う → 桶屋が儲かる

なるほど。


USB3.0 DeviceとしてのUpportと、PCIe DeviceとしてのPCIeポート、の2つを備えたチップが出るんじゃないかなあ。USB3.0とPCIeは排他利用で。USB3.0とPCIeってPHYが殆ど同じだった(はず)なので、作れそうな気がするんだけど。それを使えば、「内蔵も外付けも可能なキャプチャカード」なんかが作れると思う。外付けするときは、専用のガワケースに格納します。とか。

eSATAとかUSB3.0とか、もはや内蔵/外付け による速度差なんて無くなってきて、外/内という概念が薄れてきた。IDE-USB変換チップも安くて、外付けUSB-HDDや、外付けUSB-DVDなんかも簡単に作れるようになった。通信のシリアル化のメリットである。光学ドライブなんかも、内蔵する意味は薄いよなあというのも感じていて、実際、今回の自作PCもUSB接続のスリムBDドライブからwin7インストールした。また、win7はネットブックを意識してか、USBメモリからインストールも可能になっている。

いろんな機能の統合が進むということは、PCの平均サイズが小さくなっていくことを意味する。するとマクロ視点で、内蔵の拡張カードが増設しづらくなるのではないだろうか。だからそこで、USB3.0やeSATAの需要が伸びてくるのではないだろうか。と予想。

それに、外付けなら他のPCにサクっと持って行って活用することもできる。
そもそも、日本ではデスクトップPCよりもノートPCのほうが市場が大きい。

USBポートやeSATAポートの、小さな実装面積で充分な帯域が得られるのだから、それでいいんじゃないの。



だって、パソコンを扱う人は増え続けていて、僕みたいにPCのケースを開けてカードをグサグサ挿すのに抵抗のない人間のほうが少ない。ケースなんて開けられない、USBぶっさすだけで動いてくれるなら使える。ってモノじゃなければ、扱える人間が少ない。パイが少ないわけ。

HDキャプチャはPCIeのものはたくさんあるが、USBのものはまだまだ少ない。
僕が知ってるのはIntensity Shuttleだけ。
http://www.blackmagic-design.com/jp/products/intensity/