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人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

金環日食観測

朝早く起きて多摩川の土手。


先客の三脚カメラマンが2人いた。

とりあえず三脚を立てていると、雨が降ってくる。カサをさす。
どうかなー見られるかなー。勝負だなと思いながら待つ。


雲の切れ間から見えたり隠れたりした。
いい感じに雲がかかると、肉眼で問題なく日食の様子が見られた。

雲が流れて明るさが刻一刻と変化していくので、それにあわせて秒単位でISO, SS, フィルター有無、をコロコロ変化させる必要があって大変だった。アストロソーラー(ND5)を使った。安価。
何を思ったか、なぜか縦で撮っていた。たぶん太陽が昇っていく様子を撮るイメージだったから縦にしたんだと思う。でもよく考えたらべつに定点観測じゃないし。アホした。


動画撮影中も明るさをコロコロ変化させていた。動画撮影で安物のsdxc使ったのだけど、やっぱりダメだなーというのが露呈した。動画撮影中の静止画撮影で不安定だったり。動画撮影だけをしているのに自動ストップしたり。やっぱダメだ。メインはSandiskのを使うようにしよう。


金環日食の最中は、やはり地上に落ちる太陽の光の具合が違うと分かった。なんというか、色温度が夕焼けっぽい感じというか、朝焼けの色というか、なんとも言えない不思議な空気感を演出していた。皆既月食では、あの光の演出は見られないから。


その不思議な空気の中で歓声あげて上見てる人々の姿が、印象が強く残っていて忘れられない。電話で嫁(?)と話しながら観察する人。親子連れの人。同業者(三脚)。
数日前に誰かが言ってたツイートを見かけたと思うけど、写真は太陽が映ってばかりだど、それを見上げている人々を見るのが面白いよ。と。それは現場でしか味わえない。



実物を見るとやっぱり違う。
なんかこう、神々しい。拝みたくなる。そら宗教もつくるわ。と思った。

1000年前の日本人もたくさん見てたんかね、と思うと歴史の証人になったーって思う。タイムスクープハンターにレポートされる感じの出来事。




デジタルの根底にある標本化定理は、微妙なデータを切り捨ててしまう。
デジタルはまだ、人間の五感が感じるすべてのデータを自然界から標本化するまでには至っていない。それがあるから現場に行きたくなる。

将来、いま切り捨てられているようなデータをも記録・再生できるようになれば、ますますデジタルの魅力が向上し、現場へ行くモチベーションが下がっていってしまうだろうか。もしくは、それより先にどこでもドアが発明されるだろうか。
それとも、僕の皮膚感覚の感度が鈍るほうが先だろうか。



電器屋で東芝の4Kテレビを見つめながら思った。


週末に開催されるNHK技研では、4Kの次の世代である8Kのスーパーハイビジョン (SHV) が展示される。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2012/html/tenji/021.html

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