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人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

PCとスマートフォンの5年先が見えてきた?


 最近耳にしたニュースとか知っていることをまとめると、なんとなくパソコンやスマートフォン、タブレットの5年先が見えてきた気がします。敏感な人はこんなことを3年前くらいから見据えていたのだろうか。(※これはほとんどニュースを並べただけのスクラップブック記事です)



 AppleはもしかするとノートやデスクトップもARMに移行するかもしれないというニュースがあった(以前から)。つまりMacOSのARMアーキテクチャへの移行である。MacOSの歴史を知っている方ならお分かりだと思いますが、すでにMacOSは68000,PowerPC,Intelx86と3つも渡り歩いている「CPUノマド」であるので、珍しいことではないです。それに昨今の話題の中心はiOSデバイスであり、開発リソースもそちらのほうが多く割かれているはずです。さらに、現在のARMアーキテクチャは32bitですが64bitのものも登場予定ですので、すでに64bit化がほぼ完了したPC界にとって困ることがありません。これらの状況から、わりと現実味のある話だと思います。
Intelはデスクトップ向けパッケージのCPU供給を2014年からやめる検討をしているそうです。x86アーキテクチャが、果たしてタブレットPCでのARMとの競争に生き残れるかどうかにリソースを集中するようです。intelの商売敵はもはやAMDなどではなく、ARM陣営に切り替わっています。
ノートPCの売り上げもデスクトップPCを上回って久しく、昨今はパソコンでなくスマートフォンやタブレットで十分という層もいるため、時代のニーズは確実に「モバイル方面」へシフトしているので、そちらに開発リソースを集中するのも必然です。秋葉原のPCパーツ屋がひしめく裏通りの風景も、もう5年も経ったら別物になってるかも知れません。

MacのCPUがApple製のものになる可能性
http://apple.slashdot.jp/story/12/11/07/0417226/Mac%E3%81%AECPU%E3%81%8CApple%E8%A3%BD%E3%81%AE%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7

チックタック時代に別れを告げるBroadwell
〜タブレットにフォーカスしたBGA版SoCのみ、LGAは終焉へ?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20121122_574440.html

2012年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2012/

ARM、64bit化される次世代アーキテクチャー「ARMv8」を発表
http://ascii.jp/elem/000/000/645/645995/

 モバイル環境での問題はバッテリ駆動という点に尽きます。燃料電池など研究は進められてはいますが、飛躍的に伸びる見通しはなさそうです(?)。銀の弾丸はなさそうですので、現実解としてモバイル環境に適したハードウェアとソフトウェアを作りこんでいくことになります。windows8はタイルUIに注目が行きがちですが、開発ブログを見ていると見えないところが地味に地道に改善が取り組まれていて、モバイル機器向けに節電まわりも改善が入っています。ARMはもともと組み込みで使われている超低消費電力CPUですので、モバイルにも適しています。x86アーキテクチャはデスクトップやサーバに使われてきて発展したため、モバイルではARMに比べると不利です。
しかし、intelの現行x86系CPUはデスクトップモデルですらPentium4時代とは見違えるほどTDPが低く(80W〜35W)、モバイルを中心に意識していると言えます。Atomやcoreシリーズで、ARMと対決したいみたいです。もし仮にそのintelが戦いに負けた場合、もはや5年後のx86アーキテクチャ(というかもうAMD64/intel64ですが)は、ItaniumやSPARCのような「サーバー専用」ポジションになっているのかもしれません。
とはいえ、開発用でPCIeスロットを抜き差ししたりすることもあるので、デスクトップPCというニーズが無くなるわけでもないと思われます。細長く残るとは思いますが、仮に前述のような未来になるなら「サーバー用に設計」されたx86 CPUやマザーボードなどが機能縮小されたもの、という位置づけで供給されていくのかもしれません。というか、現行のAMDOpteronとFXの関係とラインナップを見ると、Hypertransportやチップセットの構成などから、すでにその傾向も伺えます。



ソフトウェア開発


 ソフトウェア開発の話題をすると、クロス開発よりは同じCPUアーキテクチャ上で開発したほうがやりやすいです。ビルドしてそのマシン自体で実行したほうが、エミュレータ上での実行よりも高速かつデバッグしやすく動作確認できるからです。ですのでARMの64bit版で、モバイルでなく高パフォーマンス方面なものが登場したなら、それを開発マシンにする開発環境が登場するような気がします。
というかwin8でタッチパネルのデバイス(ノート、タブレット、ディスプレイ)が増えると、それを活用してAndroidアプリ開発でもエミュレータ上でタッチ操作もできたりするようになるのでしょうか?それはそれで開発効率が高まって良さそうです。

ARMが64bit版になるのはもうひとつの意味があります。サーバーです。サーバーはもうとっくにメモリ足りないのでずいぶん前から64bitになっています。でもARMサーバーが流行るかどうかまだわからないらしいです。

そして時代はARMサーバーとARMスパコン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120221_513347.html

AMDはCPUが不振なので、最悪のシナリオだとCPUをやめるのかも?という悲観論が飛び出して来ましたが一応公式が否定しましたが。

“Steamroller / Excavator”にまつわる不穏な噂【11/20 追記】
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-6367.html

ゲーム業界

 PS4(仮)も、XBOX720(仮)も、AMDアーキテクチャを採用するというウワサがあります。WiiUAMDが設計してRenesasが製造するチップらしいです。現行ゲーム機はPowerPC一色になりましたが、次世代はAMD一色になるわけでしょうか・・。PC向けRadeonのドライバ開発がゲーム優先なのも、そういうノウハウも見越した全社的な戦略なんでしょうか。nVidiaはゲームコンソール界では市場を失うのでしょうか。

ゲームソフトでも、モバイル機器向けの場合の配慮があります。たとえばいつでもポーズ、再開できるとか。細かい気配りです。

Wii U」はルネサスの救世主となるか?
http://eetimes.jp/ee/articles/1211/21/news039.html

まとめ


 複雑に影響しあっていますね。5年後の業界地図が楽しみ。
CPU, GPU, Fab(製造), メモリ, OSとソフトウェアプラットフォーム, ソフトウェア資産, ハードウェアのカテゴリ(server,desktop,note,tablet,smartphone), セットメーカー