人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

生きた証を遺したがる

 技術的に苦労した成果物が技術以外の事由でポシャることはよくありますが、憤りとか絶望がすごいんですよ。止むにやまれぬことならまだ救いがありますけども、すごい下らないことだったりもします。無慈悲。

絵師が諸事情で世に出ず浮かばれなかったイラストを「供養」するとか、デビュー予定だったができなかったVTuberを買い取って魂を募集するとか、そういう心理も、たぶん近いものがあると思うのですよね。

だからこそ、自分の成果物が世に出て活躍できているのを見ると後方腕組み父親ヅラになるしワシが育てたになる。

さすが俺の子(NDA)、今日も頑張ってるな・・・。

 「あれおれ詐欺」というワードがあるけども、悪魔の証明な側面はある。第三者から確認ができないから。

関係者しか知り得ないイースターエッグ的なものというか、バックドアのようなものを仕掛けておいて、それを実演すれば証明できるかも知れない。技術者の倫理的にアウトかも知れないが、場合によるか。大工が建材の見えないところに自分の名前を刻むみたいに(後世になって解体されるとき発見されがち)、ソースコードのコメントにポエムを書いたりする。

生きた証を残したくなるのは職人あるあるな自己主張の心理なのだろうか。職人に限らないか、はやぶさ2にも公募して名前が刻まれたチップが搭載されている。

https://www.haya2-campaign.jp/

生物は遺伝子の乗り物なので、本能的に何かを遺そうとするものなのか。

ミーム