人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

このブログについて

書いてる人 : sea-show (師匠 と読んでください)

肩書き : ハイパーメディアデベロッパー(自称)
      2.5次元評論家(自称)


 機械とか科学技術の進歩を見守っているのが楽しくて生きがいです。
 ネット弁慶なのでオフだとHPとMPがジリジリ減りますが、経験値稼ぎのために、ときどき出るようにしています。口でしゃべるのがちょっと下手だったり、言葉のアヤが多かったり、電波的で雑な文章が多いのは仕様です。

 えつこかわいい


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生きた証を遺したがる

 技術的に苦労した成果物が技術以外の事由でポシャることはよくありますが、憤りとか絶望がすごいんですよ。止むにやまれぬことならまだ救いがありますけども、すごい下らないことだったりもします。無慈悲。

絵師が諸事情で世に出ず浮かばれなかったイラストを「供養」するとか、デビュー予定だったができなかったVTuberを買い取って魂を募集するとか、そういう心理も、たぶん近いものがあると思うのですよね。

だからこそ、自分の成果物が世に出て活躍できているのを見ると後方腕組み父親ヅラになるしワシが育てたになる。

さすが俺の子(NDA)、今日も頑張ってるな・・・。

 「あれおれ詐欺」というワードがあるけども、悪魔の証明な側面はある。第三者から確認ができないから。

関係者しか知り得ないイースターエッグ的なものというか、バックドアのようなものを仕掛けておいて、それを実演すれば証明できるかも知れない。技術者の倫理的にアウトかも知れないが、場合によるか。大工が建材の見えないところに自分の名前を刻むみたいに(後世になって解体されるとき発見されがち)、ソースコードのコメントにポエムを書いたりする。

生きた証を残したくなるのは職人あるあるな自己主張の心理なのだろうか。職人に限らないか、はやぶさ2にも公募して名前が刻まれたチップが搭載されている。

https://www.haya2-campaign.jp/

生物は遺伝子の乗り物なので、本能的に何かを遺そうとするものなのか。

ミーム

カジュアルなYouTuberのマイクは、ヘッドセットやピンマイクのほうがベターなのでは?

配信者やYouTuberを見ていると基本的に机にアームでコンデンサーマイク固定+オーディオインタフェースですが、思うに、でかいコンデンサーマイクは楽曲収録とかガチのやつであって防音のスタジオでないと本領発揮できないから、民家はヘッドセットマイクやピンマイク(ラベリアマイク)のが適してないでしょうか?

なんといっても日本の住宅事情的に狭い机にデカイアームとマイクつけるの邪魔すぎでしょう・・・・。それが一番のデメリット。マルチディスプレイしてると視界を遮るし、視界を全部ディスプレイで埋めたいくらいの志向の人間からすると視界を遮るものは無くすしかない。

まあ2~3万くらいならどうでもいいのかも知れないですが、それより上のようなコンデンサーマイクを生活空間に配置するのって用法容量が違うような・・・。 DCバイアス コンデンサー型は音質は高いですが湿気に弱かったり繊細らしいので取り扱い注意だそうで、なおさら生活空間には不適です。 バックエレクトレットコンデンサー型のほうは耐久力があるそうなので、生活空間ならこちらを選んだほうがよさそう。

オーディオテクニカのマイクですと、 AT2020とAT2035はバックエレクトレット、AT2050がDCバイアスと書いてあります。

襟にマイクを付ければ、マイクと口の距離が一定だから体を動かしても音が変わらない。机固定マイクだとちょっと体を動かすと実況の声が遠くなったりしがち(ありがち)。 設置マイクは、人間が動いても音を拾えるようにするために収音角度を広くすると、そのぶんノイズや生活音、窓の外からの騒音が入りやすくなったりする。それにスピーカから音をモニタリングしているとハウリングしやすくなる。襟マイクであれば口からの位置が一定なのでマイクの収音指向性が強くてもなんとかなりやすい、雑音を拾いにくくハウリングしづらい。なのでヘッドホンでなくスピーカーでモニタリングして配信することができる。ただ安いピンマイクはホワイトノイズが出やすかったり感度が低かったりする。

襟マイクであれば、机からの振動を拾ってしまうこともないからショックマウントも不要。単品で買うと割といい値段したりします。

ただ服こすれノイズはありえるので首元の服のボタン留めてプラプラしないようにする、装飾の少ない服にする、鼻息や吐息がかからない位置にする(ポップノイズ防止)、などの制約は出てきます。あと上半身が裸だとマイク付けられないですね・・・(何の配信なのかは知らないですが)。ただTVの収録だと芸人が肌色のテープで首元にマイク留めている様子が見えます。

デメリットとしてはオーディオインタフェース~胸元や頭のマイクまで有線接続なので、机から立ち上がって離れるとビョーンと引っ張られてしまう点。ちょっと引っ張るだけで取れる程度のクリップにしたほうがよさそうです(断線防止)。あるいはケーブル長めにするなど。それと、収音が個人限定的になるということは、複数人の声を拾ったり、猫の鳴き声を拾ったりできなくなる。VTuberは配信のオフコラボや猫乱入という文化(?)があるので、それができなくなってしまう。マイクを使い分けたり、複数同時利用したりすればよいのですが。

動き回るならもう無線にする必要があり、そういうシステムがあります。ちょっと本格的な配信スタジオや、ロケの収録システムみたいな感じですね。

↓この配信がSYSTEM10を使って演者が無線マイクを付けた状態で行われていたそうなので音質の参考になると思います。

ピンマイク・・・襟に付けるので肌へのストレスがない。顔にマイクが被らない。

ヘッドセットマイク・・・より口に近いので入力が大きくできるが、ポップノイズ発生リスクや装着の肌ストレスがある。口に近いぶん飲食するときの邪魔になるかも知れない。あと顔にマイクが被るので、VTuberの場合はフェイストラッキングに多少影響が出るかも知れないのと、リアルYouTuberも顔にマイクが被ることになる。アクセントになるならそれでよいのかも知れない。

ピンマイクって3.5mmジャックのプラグインパワーのコンデンサーマイクしかないのかと思っていましたが、キャノンXLRコネクタでファンタム電源のピンマイクもあるにはありました。ただ、miniXLR (XLR-M)や、各社のワイヤレスシステム用の独自コネクタの物も多いです。コネクタを変換してオーディオインタフェースに刺せるでしょうか。

あとダイナミックマイクもあります(コンデンサーしかないと思っていました)

iOS14 の ARKit 4 でフェイストラッキングできる機種が拡大した件

developer.apple.com

従来のARKitはiPhone Xなどに搭載のTrue Depthセンサーを使ってフェイストラッキングを実現していましたが、それを使っていたVTuberツールmocapeの検証によると、iPhoneSE2 + iOS14でもmocapeが動いたそうです。実際に来た。

これはmocape以外の他のARKitのフェイストラッキングに依存しているソフトでも同じなのかどうかが気になる。ハードの差をどこまでミドルウェア側(ARKit)で吸収できているのだろうか。

A12 Bionic以降を搭載しているがTrue Depthセンサーのない機種は、

ただTrue Depthセンサーと比較して精度は下がり、CPU使用率は高くなる(=バッテリー消費が多い)と予想されるが要検証か。

逆に言うと「True Depthを備えている機種だがTrue Depth(赤外線ドットプロジェクション)を使わずにフェーストラッキングできる」はず、技術的には。その辺のモード切替も可能だったりするのでしょうか。

A13 & iOS13.2 からサポートされたDeep Fusion, A13のNural Engineで写真の画質を改善する機能らしいので、その辺が応用されてA13以降だとフェーストラッキング精度上がってるかも知れない。

iPhone SE2は安いのに世代が新しいA13でたくさん売れているので、これがフェイストラッキングのセンサーに使えるとなるとVTuber人口増加・VTuber品質底上げに寄与すると思う。期待。