人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

ニコニコ動画のプレミアム会員である理由と、遊びの形

インターネットを面白くするための投資です。IT業界に籍を置く人間として、業界がおもしろくなったほうが楽しいからです。尻P(野尻さん)のバナーを貼っているのもそのためです。投資しているからといって、ニコニコ動画の全てを肯定している訳ではありません。それに、投資ですからリスクも伴います。ニコニコ動画自体が倒産するかも知れません(ずっと赤字だし)。それでも、月525円で未来への夢と希望が持てるのなら安いです。

4gamerドワンゴのインタビューで言っていた、
http://www.4gamer.net/games/005/G000570/20091119084/

「エンターテインメントって、現実か遊びか、の2択を迫られるのはよくないと思う。
サクっと遊んで気晴らしして、さあ明日から仕事がんばるぞ、っていうのがいいと思う」

この点に激しく同意したのも大きいです。
昔はRPGやってたんだけど、もうやらなくなった。FF12やってたけど続かなかった。そのかわりSTGとかFPSとか、なんかこう、短時間で楽しめて、プレイヤー自身の能力が問われるものに魅力を感じるようになった。昔はTVよく見てたしついていけていたけど、最近はあまりついていけない。というか、二次創作系というのは元にしている一次知識が必要なわけで、そういうのは楽しめない。多様化が進んだし、それぞれに一次知識が必要で楽しさが分からないものが増えたんだろうか。

「誰でもできる仕事」と「出来る人が限られる仕事」・・・
「誰でも楽しめる遊び」と「わかる人にしか楽しめない遊び」・・・
どっちも必要だとは思うけどね。

事実、なんか外国人が日本のTVを見ると、タレントに依存しすぎていて「ストーリーで楽しむことができない」って意見があるらしい。たぶん、そんなTV熱心の人でないと1〜2年以上続いてる芸人しか分からないと思う。テレビはまだ、戦後経済成長期のような「国民全員が同じ夢を見ている」という幻想的な世界観を持っているように思う。そして、「国民全員が同じように見る夢を我々テレビが作り出しているのだ」といわんばかりに感じる。その間違った幻想が、遊びの間口を狭くしているのではないだろうか?「テレビしか見てない人のためのテレビ」、というような番組作りを感じる。

ニコ動は、「アイマス・東方・ボカロ」を隔離した。一方テレビは「タレント依存」を続けた。
そういうところが対照的だと思う。


話がそれた。
あと、ひろゆき面白いし。生放送できるし、動画ダウンロード速いし。

mixiプレミアムでない理由

なんかリア充っぽい空間だから。
ケツ毛バーガー。
だってもうずっと黒字だし、お金払う必要ないじゃん。
ディスクスペース足りてるしサーバーリソースに困ってることも無い。

Yahooプレミアムでない理由

オークションにハマりすぎるとお金の浪費がヤバいから。(過去に経験した)
知り合いにYahooプレミア会員が居るので、どうしてもオークションで欲しいモノは知り合いに頼むから。
ほかの特典はよく知らない。


なんていうかね、「大きな物に立ち向かって行く小さな物」っていうような構図が好きなんですよ。
そこにロマンを感じるんですよ。グラディウスとか好きだし。そういう話ですね。

まあニコニコつったって、親玉は「大きな物」だけど。