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人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

音ゲーとUIについて


結論から言うと、jubeatだけは別物それ以外は同じである。

  • jubeatとはこういうゲームである。

タテヨコ4x4に並んだ16個のボタンを押す。
 http://www.konami.jp/bemani/jubeat/ripples/whats/
 http://www.youtube.com/watch?v=VbP_YiigZYQ
 


ポップンミュージックBeatManiaギターフリークスドラムマニア太鼓の達人DDR初音ミク、これらはUIを語る上ではどれも同じである。

  • BeatManiaとはこういうゲームである。

7つのキーと1つのディスクがあって、落ちてくる音符の通りに叩くもの。
 http://www.youtube.com/watch?v=XdEniEzfy7o
 

流れてくる音符の通りに太鼓を叩くもの。叩き方は5種類くらいあるが、基本的に赤(太鼓)と青(フチ)の交互連打である。
 http://www.youtube.com/watch?v=C29JcBonB80

流れてくる音符の通りにボタンを叩くもの。ボタンは4つあり、1つ押しと2つ同時押しと4つ同時押しがある。
http://www.youtube.com/watch?v=_Hu8Ef52cN4
 

用語を定義する

  • ノート

ゲーム画面上の音符を表す記号で、ボタンと対応している。ボタンとの対応関係は位置的もしくは色や形によって表現される。

  • ボタン

プレーヤーが叩くコントローラ上の物理的なボタン。

  • 猶予

ノートが画面上に表示されてから、ボタンを押すベストタイミングに至るまでの時間。

何が違うか

ノートとボタンの位置関係である。

jubeatはボタンが液晶画面なのでノートとボタンが物理的に一体となっている。つまり、物理的にノートが出たその場所を手(指)で叩けばよく、初めてプレイする人間であっても絶対に間違えることが無い。いわばもぐら叩きである。

打って変わってそれ以外のゲームでは、ノートとボタンが離れている。つまり画面上のノートとボタンとの位置関係を体が覚えるまでは、自由に演奏ができないのである。

初音ミクはさらに悪い。なぜなら、別々のボタンに対応するノートが画面上のあちらこちらに出るからである。せめてそれ以外のゲームであれば、画面上のノートが出る位置でボタンとの対応関係を表していて、多少はマシである。初音ミクは、10クレジットほど遊んでいるがいまだに△と□を間違える。さらに2個同時押しノートが全く分からない。4個同時押しなら全部押せばいいのでわかるが。何が分からないかというと、ノート2つがどのボタンかを識別しなければならないのだが、識別してボタン位置思い出す間にはもうノートが過ぎている。これは動画を見て覚えるしかないだろう。同時押しノートって赤くて見づらくて何のノート(○×△□)なのか分からない。手元に目をやる猶予もない。


これはゲームだが、GUIやHID(ヒューマンインターフェースデバイス)を設計する上で参考になるケースなんじゃないかと思う。


たとえばマイクロソフトのキーボードで、Windows7のタスクバーに対応したボタンをもつものがある。でもこれ、なんか配置悪くないか?対応関係わかりにくくね?使ったこと無いけど。
http://www.microsoft.com/japan/hardware/keyboard/wcd5000.mspx
http://www.microsoft.com/japan/hardware/technologies/win7tf.mspx

その点、Optimusのキーボードにすれば安心である。これjubeatのパネルそのものである。値段が恐ろしく高いから買えないけど。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0409/optimus.htm


2chの音ゲー板で初心者に推奨されているのがjubeatなのもうなづける。予備知識や動画による予習を不要として、反射神経だけでなんとかなるのはjubeatだけである。事実、私はjubeatでLevel7くらいまでなら全く知らない曲でも辛うじてクリアならできるが、よく知っている初音ミクの定番曲IevanPolkkaの難易度HARDを初めてプレイしたら30秒で途中終了した。

もぐらを叩くだけという使いやすさから、jubeatは一般向けに売り込みやすい音ゲーだと思う。だから重苦しい音ゲーコーナーにまとめて押し込めておくのでは無く、UFOキャッチャーの脇とかのライトユーザーコーナーに置くのがいいんじゃないだろうか。太鼓の達人の隣とか。そんな配置のゲーセン見たこと無いけど。それを狙うのなら筐体デザインをポップなものに変えたほうがいいのかも。いまのデザインはクールでサイバーな感じだから。


タッチパネル

タッチパネルは使い方によってはとても優秀である。
jubeatは正確にはタッチパネルではなく、液晶画面の前に設置された透明なボタンであるが。)

最近、EeePCの中古美品が安かったから買ってきたのだが、タッチパッドが小さくてマウスカーソルが操作しづらいことがわかった。こういうとき画面にタッチできたほうがラクだ。画面はタッチするに充分な9インチ程度のサイズがある。

しかし、いまロケテスト中のリフレクビートというゲームがあるのだが、あれはイマイチだと思う。プレイ動画がどこかにあったのだが、jubeatのようなカチャカチャするボタンでなく、iPadのような本当に硬い画面にタッチして演奏する音ゲーである。画面上のノートそのものを叩く(タッチ)するという点では、jubeatと同じなじみ易さを備えていると言えるのだが。

音ゲーというのは、カチャっとボタンを叩いて返る「フォースフィードバック」が重要なわけで、それでリズムやノリを得る。カタい画面に直接タッチするのでは、その調子が取れない。ピアノしかりギターしかり、実在する楽器というのは、何かしらのフォースフィードバックを備えている。タッチの使い方を間違えるとこうなる。


コントローラ

総じて音ゲームのコントローラは「オモチャ」であるが、ドラムマニアXGだけはオモチャではない、実機である。ヤマハ製のサイレトドラムそのものである。違うところといえば光るくらいか。
http://www.konami.jp/bemani/gfdm/gfdmxg/#howtoplay_dm

ギターはオモチャみたいな5ボタンにペラペラする板だし、ビートマニアは7鍵しかない擬似鍵盤に擬似LPレコードである。
キーボードマニアやりたいなあ。復活しないかな。1回しかやったことないけど。
仕方ないので電気屋のピアノコーナーでペロペロ弾いてる。Free Flyerとかを。

ミュージックガンガン

忘れていたけどミュージックガンガンという音ゲームもある。ガンシューティング音ゲーを合わせたものである。マイナーで無駄にでかい筐体なので設置店舗が少ないらしい。

これもjubeatに近い使いやすさで、物理的にノートの出ている位置に向かってタイミングよく銃を撃てばよい。

ただ、いかんせんノートが見づらい。猶予(タイミング)を表すリングがあるのだが、なんか細くて見づらいし、見た目とタイミングがけっこうズレてる。素質は良いがチューニング不足といったところか。もう少しチューニングすればストレスが減ると思う。

http://www.taito.co.jp/arc/noko/music_gungun.html

折衷案

思ったのだが、その理屈で言うならボタンと画面が垂直であるから悪い訳で、


ボタンと画面とをフラットにすれば良いわけです。
たとえば、こんな筐体デザインはどうでしょうか。


半分くらい昔のテーブル筐体に逆戻りしたような。これであれば、視野の範囲内にボタンとノートの両方が入るため、対応関係を間違うことがほとんど無いはず。

ネックは、水平方向に設置スペースを取ることです。ふつうのゲームは、コンパクトに「垂直方向」にスペースを取るように設計されています。都市部の高層ビルみたいなモンですね。jubeatはかなりコンパクトです。イスも要らないし設置スペース取らないです。

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