人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

"外の人"が次世代ゲーム機について妄想してみる。


これは、中の事情なんて全く分からない人間が好き勝手に妄想した記事です。
ヒマつぶし程度にうまい棒たべながらお読みください。


思うにゲームプラットフォームって共通化(規格化)すればいいと思うんだけど。
遊びは多様化した。だから、ひとつのプラットフォームで複数の遊びを、しかも安く提供できなければならない。

Unified Media Platform, UMP と仮称する。

ユーザーの53%がゲーム機の購入予定なし、プレイ時間も減少傾向にある調査結果が明らかに
http://gigazine.net/news/20111108_gamer_report/


もうXBOX360もPS3もWiiもPowerPCの塊じゃん。
そうすりゃハードはいきなりコストダウンできるんじゃないかな。そこにPS4 OSやXBOX OSが乗ってゲームが動いて、つまり、土俵は同じにしてソフトやサービスで戦う、Google的な感じ。そのプラットフォームはもちろん家庭用にとどまらず、ゲーセンとかアミューズメント用にもなるし、GoogleTV / AppleTV対抗のTV一体型モデルもありえる。でもSONYはGoogleTV作ってるよね。

あとIntelもSmartTVっての作ってて、IBMPowerPCなんて使うなAtom使えってクチ出してくるかも。
むしろAtomコアとPowerPCコアとGPUをくっつけたプロセッサ作ってみるとか。それでIntel + MSは幸せになれる。SONYが幸せになれないけど。もうアレか、Atom1core + PowerPC3core + CELL PE 8core くっつければいいか。そんなのできるのかわからないけど・・。

PS3初期型は、IOプロセッサとしてPS2のCPUを載せることで、互換性を確保しようとしたくらいだから、そういうのもアリっちゃアリかも知れん。じっさい、DSLiteにはDSソフトを動かすARM9と、GBAソフトを動かすARM7とが載ってる。


テレビにもなる

日本の地上デジタルは、XMLか何かでテキストデータも送られてくる。たとえば料理番組だとdボタンで材料が見れたりする。それを拡張すると、Flashや3D画像などのもっとリッチなものも送れるはずで、そうなると視聴者のテレビ側の処理能力が求められる。テレビ局サイド(サーバーサイド)でなく、視聴者サイド(クライアントサイド)の処理である。それを担うプラットフォームにもなる。NHKは、WPFを使ってなんかするらしいって昔いってたと思う。たとえばblu-rayにはJavaが動くプラットフォームがあるので、それなりのプロセッサが必要になる。BD-LIVEだったっけ?

さらに、もっと付加価値をつけるなら、TV番組の音声や映像からデータを取り出すような事もできると何か使えるんじゃないかと思う。たとえばテロップの文字をOCRして文字化して統計にし、頻出ワードランキングを作るとか。出演者のセリフ音声をテキスト化するとか、ウソ発見器のように声のトーンから緊張度を推測するとか、いろいろできることはある。まるで唇を読んで人間の会話を読み取るHAL9000のように。そして、そういった高度な分析には高い処理能力をもったプロセッサが必要だ。


デジタルTVの世界情勢

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100917/1033070/
http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2008/06/63_06pdf/a06.pdf

アメリカやカナダのATSCという方式は、データ放送ないのね。ってことなインターネットからしか得られないのか。DVB?とかいうプラットフォームでもJavaが採用されてるらしい。つまりBD-LIVEと同じだ。

TorneのUIはものすごくサクサクしてると @yamayasunet は絶賛している。これはGoogleTVが「過去のネットテレビがダメな点」にあげた「UIが遅すぎる」という点をクリアしている。これがCELLの力である。たぶん。

GoogleTV陣営、UMP陣営、AppleTV陣営、の三つ巴合戦になる。スマホ・タブレット戦争の次なる戦場はネットTVになるとも言われている。家電メーカーやコンテンツホルダは、どの陣営に付くか選択を迫られる。Blu-rayとHD-DVDで割れたときみたいに。
UMP陣営の強みは、TVだけじゃなくゲームも動くところだ。だから、ゲームソフトとTV番組をコラボしたコンテンツなんかも作れるだろう。ユーザーが参加できるミリオネアとか。アタック25とか。その辺はニコ生が未来に生きてるので、ニコ生に来てもらったほうが楽しいかも。PSVitaに「ニコニコ」アプリがあるのと同じ流れで。本当の意味の「テレビゲーム」みたいな。まあGoogleTVならAngryBirds動くだろうけど。

TVメーカーの立場からすると、3DTVがイマイチだったので、次に売り込むのは4Kとか裸眼3DとかネットTVじゃないかなあ。あとは有機EL。次ゲーム機でるときのUSBポートはUSB3.0なのは確定的に明らかだよなあ。PS4なのかXBOX720なのか知らんけど。あと、4Kディスプレイ対応も必然だ。キヤノンも4Kシネマカメラを発表していたし。


コアになるプロセッサ

PowerPC4コアに CELL16コアくらいのを共通プロセッサにしてGPUAMD or nVidiaで みたいな。Radeon HD 6970くらい?電気 食いすぎか。でも今のトレンドはGPUとCPUくっつけることだから、くっつくかもね。

半導体というのはダイサイズが大きくなると歩留まりが悪くなる。なので、現代の技術で少し無理して大き目のダイになるけどハイスペック、で出すか、無理せずCPUとGPUを別ダイにして1チップに乗せてみる(Core2Quadみたいに)か、になるのかなあ。2チップは2チップでコスト高いし基盤がデカくなるんじゃ。いまのご時世、そんな高コストの商品は売れないんじゃないの。PS2やPS3の小型化するときにワンチップ化してるし。

UMP processorがシュリンクして行けば、将来的にはUMP Portableなんかも可能なんじゃ。
クルマに載せることもできるだろうし、カーナビにもなる。


また、PC向け拡張ボードとしてプロセッサやGPUスペックを満たしたGame Platform Certified PCみたいなのも可能にしてSteamに対抗するとか。箱が1つで済むからかさばらないメリットとか。PCからはGPUとしても使えるので一石二鳥になるとか。AMD / nVidia的にオイシイとか。実際、PCIe接続のCELL評価ボードがある。Windows8はXBOX360のゲームが動く?ってうわさも出たことあったけど。
一時期PhysXアクセラレータカードが売ってたね。もうnVidiaに買収されて、GeForce自体がPhysXアクセラレータになれるけど。PhysXもPS3ゲームに使われてたりする。



プラットフォーム

GamePlatformCertifiedなマシンであれば、どこでも対応ゲームが動く。"GamePlatform" というよりは"Unified Media Platform"みたいな感じか。

でもこれってもともとPS3出すときにSCEがこんなようなこと打ち出してたような。CELL REGZAなんていう100万円のテレビでしか採用されてないけど何でだろ。

世の中は不況だから、共通プラットフォームの量産効果で、少なくともハードウェアは安くしなきゃならないんじゃないのかなあ。AMDのbulldozerだって「費用対効果」を前面に打ち出してるし。PS3にはTorneという地デジ録画キットがあるし、PS2時代にはPSXというHDDレコーダがあった。やや黒歴史だが。PS3はBlu-ray、PS2はDVD、それぞれの普及に役立った。次は記録媒体のない、ネット配信に焦点が移っていくんじゃないだろうか。PSP, PSPgo, PS Vitaを見ていてもそう読み取れる。

MSにとっては、MSX, XBOX, Windows MediaCenter, Zuneの流れを汲む集大成となるようなプラットフォームになると思う。PS3にとっても、XBOXにとっても、双方の延長線上には同じものが見えてるんじゃないだろうか。

Androidも、いわばAndroid OS側がハード仕様の範疇を間接的に規定してるようなモンだよね。Windows8もそうなると思う。ちょっと要求スペック高めみたいだけど、まあ時間たてば余裕になるでしょう。XPやvistaが出たばかりのころ重い重い言われ続けたのが、いまや軽くなったように。

で、共通プラットフォームに全世界の1億人が依存してしまって、1億人のhulu視聴履歴が流出するんですね。わかります。



開発コスト

また、共通プラットフォーム化というのは開発コスト削減にもなる。開発コストの多くを占めるのはエンジニアの給料だ。共通プラットフォームであれば、それに精通したエンジニアを量産できるので、エンジニアの単価が安くなる。いまのDirectXがそれだ。たぶん。PS3やXBOX360で培った開発経験を半分くらい生かしてUMPへスムーズに流用できるなら効率的だろう。


UMPマシンにキーボードとマウスつけてEclipseうごかして実機で開発とデバッグすれば話が早いと思う。UMP Marketみたいなの作って、ダウンロードできるようにするとか。

XBOXで自作ゲーム動かせるのって、現代版のMSX-BASICだよね。



新しい作品

あと、動画サイトと映像クリエイションにも少し影響あるかと思う。動画ってデータ量が多いのでサーバーや回線に負担が重いが、3DCG作品を動画にするのってデータと転送を考えるとすごく無駄だよね。
たとえばMikuMikuDanceをUMPに入れておいて、モーションデータだけ送ればすごく理想的なわけで。3Gの電話だって、聞こえてる声は本人の声じゃなくて合成音声なんだよね。声を記号化してテレポーテーションさせてだいたいあってるように作り直してる。

メガデモみたいな感じ。プログラムでいかに美しい映像を作るか。っていう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3

でも放送する側からすると、そういうのは好ましく無いんだよなあ。なぜかと言うと、環境依存でうまく意図した動作をしてくれないかも知れないから。すべて映像と音声に乗せてしまえば、確実性が高くなる。スポンサーが付いてる放送なんかは失敗できないので、そうするだろう。なので、アグレッシブな新進気鋭の放送じゃないと使わなそう。もしくはそのリスクも承知でスポンサーが付いてくれるような放送者。Tプロデューサーが何か面白いことしないかな。



周辺機器

USBのゲームパッドであれば既に使えるが、特殊な周辺機器でも共通化できる。Wiiヌンチャクみたいなのとか、Kinectとか。
つまり、「龍が如く」をシャドウボクシングで遊べるような感じ。初音ミクといっしょにトレーニングできたりする感じ。
胸熱。

Skypeも動かせるだろう、テレビ電話ができる。SkypeはMSが買収完了したのでコントロールしやすい。家電制御の中心にもなる。
UMP OSでは当然IPv6サポートする。IPv6のマルチキャストってどうなったんだっけ。



まとめ

でもまあ、いまや保守的なイメージがするSONYやMSが
そんな思い切った経営判断するとは思えないけど。


妄想乙


マイクロソフトXbox360いらずのKinect対応TVを計画、ソニーなどと協議?
2011年11月25日(金) 19:23
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=4831

PS4 を成功させるために Sony がすべきこと
http://slashdot.jp/story/12/01/23/0125242/