人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

インターネットとか小銭とかについてだらだら書いた文章


この間まで、ニコニコ市場ポイントプレゼントキャンペーンというのをやっていた。
http://ichiba.nicovideo.jp/sp/pointpresent

生放送やイラストのページに貼られたamazonなど通販サイトのリンクを踏んでから買い物をすると、そのクリエイター(作者)と自分に同額のニコニコポイントが付くというもの。実際にポイントがついたので、そのポイントでナショナルジオグラフィックでも見ようと思った。



さて、また買い物をする用事が増えたのでニコニコにアクセスしてみたところ、しかしその制度が急に終わってしまっていたので、途方に暮れた。せっかく買い物するのなら何かポイント付けるとか役に立つとかしたい。

思い出したのがフリーソフトとかの開発支援。探してみると色々あった。


ライムチャット (IRCクライアント)
http://limechat.net/

CrystalDiskMark (ディスク情報やベンチソフト)
http://crystalmark.info/information/donation.html

inasoft (いじくるツールなどの作者)
http://www.inasoft.org/kifu.html

bunbackup (バックアップツール)
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/index.htm

janesoft (2chブラウザjaneや、Twitterクライアントのjanetter)
http://janesoft.net/janestyle/

空の牙 (すみません知りません)
http://fos.sitemix.jp/blog/donate



仕組みは単純で、フリーソフト作者のアフィリエイトアカウントのURLが貼ってあるので、それを踏んでから買い物をするだけ。それで作者へアフィリエイト収入が入ることで、開発支援することができる。特に他に付ける物がなければ、この辺のアフィリエイトリンクを踏んで買い物しようと思った。

アフィリエイト」という単語を聞くとどうしても美しくない2chコピペブログや、ひたすら商品説明をコピペしてあるだけのブログといった、非創造的手段によって不当に利益を得る手段といったブラックなイメージがつきまといがちですが、クリエイターが作った成果物によって得るアフィリエイト収入は正当な物と言えます。

ちなみに何を買うかというと、以前まではamazonは嗜好品を買うというイメージが強かったのですが、実は色々探していると生活用品もかなり安い物が紛れていたりする。洗顔料、ひげ剃りの替え刃、コーラ箱買い、スパゲティ3kg、サプリメント、など。重いものなんかは特に、まとめて安く買えるとトクかつラクです。



閑話休題、また、アフィリエイト以外にもPayPalで送金とか、郵貯とかいろいろある。

最近ナウなヤングのネットサーファーに流行ってるのはcampfireなどのパトロンプラットフォーム。

growという、路上ライブにおひねり投げるようなシステムもある。
http://growbutton.com/


たぶん探すともっとある。

ニコニコクリエイター奨励プログラム というのもある。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0

ただ、他人の作品を勝手に持ってきて自分の作品として登録して金銭を得る輩が多発して問題になった。それ以降はウォッチしていないのでよくわからない。

http://getnews.jp/archives/165237



インターネットは、お金を払うハードルが高いと思う。心理面と物理面とで。

心理面では、ネットはテレビみたいに無料で情報を得たりゲームができるという意識が根強いのでお金払いたくないという点。
物理面では、たとえば八百屋ならサイフから現金を出せば取引が成立するし、自販機もお金入れれば済むのだが、ネット越しに現金を送るわけには行かないので電子的手段になるという点。クレジットカードが何かと使い勝手が良いのだが、クレジットカードを持てる人ばかりでもないので、それ以外の手段も欲しい。

というわけで、インターネットで金銭やらポイントを取引できる仕組みが増えると、その物理面の問題が解決されていって、CATVで言うところのPPVみたいな商売が成立してくる(といいな)と思う。


ニコニコにナショナルジオグラフィックの映像があるが有料版の再生数は少ない。つまりお金払ってみてる人はとても少ない。しかしお値段たったの210円しかしない。もし財布の小銭をいまここで払って視聴できます!となったら払うと思うんだよね。簡単だし。


なんかコンビニでお金払うとレシートにQRコードが印刷されてそれをパソコンのカメラに読ませればokとかどうだろうか。iOS6になんかそんなの載るんだったような。
ほかには飲料品の自販機の商品としてウェブマネーとかを販売するとか。コンビニよりもさらに身近だし、むしろ飲み物と抱き合わせ販売で、コーラ飲みながらニコニコでナショジオをみよう!みたいなタイアップもできそう。



コミケに行ったのですが、コミケに必ず大道芸の人がいるんですよね。で、終りにおひねりを催促するわけですが、それを電子化したらどうなんだろうなあと思った。つまり道端の自動販売機、というかデジタルサイネージと呼ばれるなんかあの機械でおもむろに芸やらコンテンツを再生するんです。そんで最後におひねりを催促して、それは自販機なワケなので小銭も札も電子マネーも使えるわけで、かんたんにおひねりを回収することができる。とか。
バーとかでジュークボックスというのがあって、硬貨を入れて曲をリクエストするようなあんな感じのとか。


チップを支払う文化のある国なら、そういった小銭のカネ払いが良い国民性だろうから、親和性が高いと思う。日本だとチップ文化はないし、芸術に対する評価が低いので、そういうのは難しそうだなあとは思う。

たとえばこういう事件が起きる。

ニコ静の無断転載へのマナーの悪さに絵師が憤り。それに対する反応
http://togetter.com/li/352457

まあこれは著作権とか権利の何たるかを理解しないというのが第一の問題点だと思いますが。でも著作権の理解と芸術への評価は表裏一体な気がする。何の考えもなくマジコン使ってコピーソフトで遊ぶ人とそうでない人との意識の違いとか。




2010年末くらいからシェアハウスに興味を持ち始めて、調べているうちにギーウハウスに出会い、何度か訪問したりしてそれ以来ウォッチしているのですが、その創始者(?)の id:pha さんが本を出すとのことでcampfireでパトロンを募っていた。本もついてるし、まあ投げ銭にもなるかと言うことでパトロンになり、本がこのあいだ届きました。

この、じゃがいも(?)のイラストは何なんですかね


そのうち読んで、また読書感想文を書こうと思います。