人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

iPhone4sを1ヶ月使った感想

購入前

 docomo Galaxy Sを(ほぼ)発売日に買ってずっと使っていた。22ヶ月くらい。文字入力中にプチフリするのがどうしても許せなかった。思考の入力の妨げになるものは強いストレスとなる。だからiPhoneにはそれが無いことを期待した。あとintentが無いことは知っていたけど、なんとかなるかなと思った。
ちなみにそれよりも前はガラケーです。つまりGALAXY Sが初スマホということです。


購入

 本当はiPhone5を買う予定だったがやっぱり価格に物怖じしてしまい、iPhone4S一括9800円で32GBと、iPhone5一括6万円で32GBとを並べた時に、断然4sを選んだ。今後はこういう路線でガジェットを購入して行こうと思う。コスパ悪くしてまでも最先端でいるモチベーションは特にないからね。金に腹は変えられない。

購入後

 初めてのiOSデバイスだが、確かに文字入力中に引っかかることはなく快適だ。思考の妨げをせずに入力することができる環境は、モノを考えたり作ったりアイデアマンにとって不可欠だ。ただしフリックのストロークの深さ(感度?)を微調整できないので、慣れるまでは誤入力が多かった。
 intentがない不便さは想像以上だった。Androidの時はたとえばGoogleReaderやブラウザから気になる記事や、出先で回線が細いから家帰ってから見ようという記事は、リンクとタイトルだけをintent(平たく言えば共有メニュー)からevernote選んでどんどん突っ込んでいったのだが、それができず不便極まりない。(ちなみにAndroidにはI HUBというアプリで、共有メニューをアイコンを並べる形式にカスタマイズすることができる。)AppStoreを探すと、どうやらコピーしたクリップボードの中身をevernoteに共有するアプリならあるらしい。なんだかなー。でもいずれそういう付け焼刃アプリ使うかもなあ。
MacBook(アルミのUnibody)を使っていた時期があるのだけど、そのときのハードウェアの高級感とか所有感みたいなのは同様にiPhone4Sにも感じられた。はじめはGALAXY Sに比べてやや重いなとは思ったが、慣れれば心地の良い重さに感じられる。重さも質感とか感覚のうちなのだ。

たぶん未体験のAndroid4.1のproject butterによってヌルヌルサクサクになったものを使えば、それで完璧に満足するのかもしれない。そういうのを所有してみたいものである。Xperia SXにAndroid4.1以降が乗るなら、もうそれで自分にとって最強のスマホなのかも知れない。


GalaxySのカメラは、色や明るさはまあまああで記録を残す分には問題ないと思うんだけど、いかんせんピンボケしてるモヤっとした絵だと思ってた。その点iPhone4sのがガラスレンズ5枚効果なのかシャキッとシャープに写ってるかんじ。

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公園のキンモクセイ


アプリ

 アプリは開発者の開発リソースに依存する。リソースが潤沢な開発者(組織や企業)は当然のようにiOS版もAndroid版も等しくリリースするため、とくに差は感じないのだが、リソースが潤沢でない開発者については片方しか手が回っていなかったりする。なので、やはりiOSデバイスとAndroidの両方を所有して、すばらしいアプリに出会ってこそ真の「スマート体験」と呼べるだろう。その理屈で言うと、Windows8Phoneも1台は所有してみたいものである。もちろん型落ち低価格で。

アプリはiOSにしかないものと、Androidにしかないものがあるので、やはり両方同時に使うことになる。Androidで愛用していたジョルテというカレンダーアプリがiOSにはないので、GALAXY Sがまだ手放すことができない。しかし最近iOS版ジョルテがリリースされたがカレンダーが同期されず使い物にならない。今後のバージョンアップに期待である。