人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

ヒトとか機械とか

  • フォールトトレラントの考え方とは、人間で言うところの「保険」である。
  • マルチプロセッサの性能限界とは、人間と同じで、社員が増えれば増えるほど一人当たりの処理効率が低下していくのと同じである。
  • マルチコアCPUへの最適化とは、複数の人間にいかに効率的に作業を割り振るかということである。
  • いまだにPCのセッティングはBIOSが行っている。BIOSは16bitプログラムである。これは人間の細胞の中のミトコンドリアのような存在である。EFIに移行していくけど。
  • データバスをバスブリッジで分割するのは、高速道路と一般道の違いのようなものである。
  • CSMA/CDとは、人がしゃべっている最中に自分がしゃべってはいけない、という心理である。
  • 情報通信の理想は、送信する側については限りなく正確なデータを送信するべきである。受信する側は限りなく不正確なデータを受信しても不具合を起こさないように可能な限り訂正するべきである。それは人間も同じで、間違いを言ってはいけないし、どんな間違いをも信じてはいけない。
  • P2Pとは、横のつながりである。クライアント/サーバーとは、縦のつながりである。
  • 人間がある作業に入るとその作業内容で頭が満たされて高速に処理していく。しかし電話や急な雑務依頼といった割り込みが入ることで、頭が回らなくなってくる。これはコンピュータと同じで、一つのスレッドが動く限りキャッシュがヒットして高速処理だが、割り込みやタスクスイッチによってキャッシュがやり直しになり、遅くなるのと同じである。

これを解決するのが「はてな合宿」である。割り込みを極限までゼロにした閉鎖された環境で作業をすることで、まとまった処理を効率よく行うものである。プログラマーズ・ハイの活用である。



「仕様」という言葉は「要求寄り」で、「設計」という言葉は「実装寄り」らしい。

要求仕様書 ... 顧客の要求の定義。実現性や検証可能性が伴うもの。
機能仕様書 ... ユーザーからの見た目部分の記述。
技術仕様書 ... プログラム内部の実装。たぶん「設計書」ともいう。
設計仕様書 ... 「技術仕様書」と似たようなものだと思う。
詳細仕様書 ... ソースコードと1対1みたいなドキュメント。

内部設計、外部設計、形式仕様記述、仕様記述言語。UMLとかZ言語とか

自分がよく描く図
・モジュール関係図(OR図?)
・状態遷移図
・流れ図
・シーケンス図