人とか機械とか

デジタルガジェットやコンピュータについてのブログです。

NKHのTISF中継の手伝いレポート

4ヶ月くらい前からミーティングを見たりマークしていたのですが、見学やお手伝いを募集しているとのことなので、昨日(9/11)のTISFのお手伝いに行きました。

http://enjoynicolive.com/tisf2010

公開MLやミーティングを見ているし気になっているけどちょっと、どうしようかな・・という方は参考になるかと思います。


感想

そんなに難しいことをやっているわけではない。初参加でカメラまかされてちょっとビビった。ちょっとパソコンいじれて多少の度胸があれば、誰でも手伝えます。ただ少人数なので状況によって担当がコロコロ変わる。カメラだったりプロジェクターだったりする。だから、状況を見て、自分で何すればいいか考えて行動できなければ(放送を手伝うのは)難しい。
映像や放送に疎い人からすると機材にものすごくお金がかかっていそうに見えるが、実際は中古だったり故障修理だったりヤフオクだったりして、社会人が趣味に掛けるレベルくらいの金額でやっているらしい。それに、今は地デジ移行によって機材の中古が増えている時期らしいのでチャンスらしい。機材提供(貸与)は重宝されるみたい。回線(e-mobile, WiMAX)だったりPCだったり。そのうちネット放送をターゲットにした機材の新製品レビューなんかを依頼されたりするかもね。楽器メーカーがミュージシャンへ新製品を無料で渡してレビューしてもらうように。

自分は「技術的にこういうことできるよね、おもしろいね」っていうような、機材だけで満足してたって面が多いんだけども、それをすごい応用・活用してるのが印象的だった。

1、いろんな人に会える。
2、色んなイベントに、いわば「サークル参加」できるので入場料が浮いてオトクだったりする。
3、放送技術の知識と技能が増える。

あと、年齢層は幅広いので、あんまり気にしなくていいと思います。

TISF放送を見ていて(手伝って)思った事

 回線用PCを用意して、電波状態が良い窓際に置いてそこからe-mobileでつないでWAN回線確保し、LAN側はPC内蔵有線もしくはPC内蔵無線Adhocで接続、っていう構成も(状況によっては)アリかなと思った。WindowsのICSサービス(インターネット接続共有)ていうヤツがDHCPサーバも兼ねていて、ルータになれる。WiMAXとか他回線で2重化するとなお良いかも。Adhocで調子悪い場合はUSBか何かWiFiアダプタでAPにするとか。「光ポータブル」のルータをPCで作るような感じな・・。回線PCはリモートデスクトップやVNCなどで遠隔操作で。回線PCにWebカメラをつけて、別視点用にするのもいいかも。

 講演会やコンサートのような、リアル来場者とネット来場者の両方がいる放送の場合、ネットとリアル双方で来場者数の存在感を実感できるモノがあると良いと思う。公演者にとっても来場者にとっても、来場者がどれくらいいるかっていうのは気になる。その一つとして、ネット放送中の映像(コメント付き)のプロジェクター投影をしていたのだろうけど、数字や文字じゃなくて視覚的に分かるとよりよいと思う。PS Home 内の初音ミクライブの様子みたいな感じで、CGで放送スタジオを表現して、ステージの部分には放送中の映像を流して、客席にはリアルタイム来場者数だけのキャラクター(ユーザーのアイコンとか)を座らせるような。選挙の開票速報の議席のCGみたいな。で、映像スイッチャーの人が時々「ネット会場はどうなっているでしょうか」って感じで、その様子を映したりする。公式放送で、アリーナやら2F席やら別々にコメントを見にくるような感じ。ネットで見る人はコメントをする人というのは少ないらしい。ROMってる人のほうが多いらしい(?)ので、そういった映像を作れば、たとえコメントをしない人でも無言で来客の存在感・賑わいのボリュームアップをすることができる。
 12日のリアル会場では、客席とステージの両方を俯瞰できるカメラ視点があり、ときどきスイッチしてた。リアル会場では30人くらい?の来客があったようですが、ネットでは12日の最後の回ではコスプレ効果で1000人ちょっとの来場があった。それを視覚化するとかなりインパクトがあると思う。赤坂BLITZの1Fキャパが1147人らしいので、そのくらい。
こんな感じ→http://www.excite.co.jp/music/news/story/61598/ この画をCGにするわけです。

 USB無線カメラ も あるらしい。これは俯瞰視点とかに使えるかも。バッテリで5時間持ち最大10m届くらしいので、高いところに設置するだけでOKなので手軽そう。徒歩配信をする時なんかはケーブルが邪魔で困るので、そういう時もいいかもしれんが、屋外の日の光に耐えられる(白飛びしない)レンズかどうかは分からない。
http://www.thanko.jp/product/av/video-camera/usb-wireless-webcamera.html


2010-12-17追記
まさにそのシステムが運用開始したらしい。ビジネス向け。同じこと考える人いるんですね。

リンクトシアター
http://theater.linkt.to/

ほか

  • 公開メーリングリストがよみづらい

同じ話題の複数のスレッドがあるので、タイトルを見て"TISF"がついているものを探して自力チェックしました。Googleグループの「ページ」を作って、"TISF関連のスレッド一覧"というようにまとめられる?と 見やすいかも知れません。

  • メーリングリストへの投稿の仕方がよくわからない

使い方をググると「返信ボタン」があるが、なぜか無い・・。メールアドレスで、タイトル(subject)をスレッドのと同じにすることで、そのスレッドへの返信になった。でもツリー表示のように、「特定の返信に対する返信」をどうやるのか分からない・・。「転送」のボタン(リンク)があるので押すと、その場にメールフォームが出るのはいいが、なぜか「送信」ボタンを押してエラーとか言われてよくわからん・・。
-> どうやら、Googleグループの設定でメンバーの登録タイプを「メール」にして1通ずつ受信するようにして、その1通ずつに返信すればよいそうです。

  • 毎週日曜のミーティングは、議事録は取らない?

公開MLに議事録スレッドを作り、そこに毎週返信していく。とか。
外野は分からない話も多いので、コアメンバーでないと議事録とりは難しいのでは。

今後

小学校くらいのとき、「新聞委員会」があったと思う。街の人にインタビューしたりして新聞を作って校内の掲示板に張り出したりする。あと、昼休みの放送委員とか。学校やサークルとか、こういったネット放送やチャンネル的なものをやり始める人は、まだ増えていくのかなあと思う。

2〜3ヶ月くらい前、中古のネットブックが17000円で売っていた。PSPの値段しかしない。これは遊び道具に使えると思って買った。あとWiMAXも1日単位契約ができるし、端末を買った。それで終戦記念日靖国神社行ったり、なんか何度か放送してちょっと楽しかった。なんかやりたいなあ。ちょっといい三脚も買った。5kしかしないけど。