人とか機械とか

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現代の若者が幸せなのか、昔の若者が幸せなのか

うーん。あんまり裏づけ調査してない記事だけど書いておくよ。

図解)若者と高齢者の対立
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100925

 

 

 ?、なんか微妙に話しがズレてる?ような気がしなくもない。ちょっとわかんないけど。


ここで言う「普通」の定義


日本では、いわゆる「中流階級の暮らし」という意味で「ふつう」という言葉を使うことがあります。とくに苦労なく大学まで進学して、就職して、結婚して出産して家を持って穏やかにくらす、というような暮らしですね。この意味での「ふつう」という使い方は戦後復興から現代まで変わっていないと思います。

NHKのTV番組「みんなでニホンGO!」という番組で4月ころに特集してた。
http://www.nhk.or.jp/nihongo/
それによると、戦後復興後の時代の流れにつれて「普通」の価値がどんどん変わっていったという。
そして、その価値の移ろいが流行歌の歌詞にそのまま反映されているという。面白かった。

「凡人」は、「普通」を求める人のことです。 「変人」は「普通」の獲得にあまりこだわらないような人です。普通を獲得しつつやりたいことをやっていたり、普通を獲得しないでやりたいことをやっていたりします。


現代の若者


凡人にとっては苦しい社会だと思う。 なぜなら「普通」の価値が高くて手が届かないから。
事実ニートたくさんいるし、自殺者もたくさんいるし、生きるのが辛い人がたくさんいる。

変人にとっては楽しい社会だと思う。自由があり、インターネットがあるし交通機関も発達したし環境がいいから。
だからみんな凡人を辞めて変人になればいいと思う。そのほうがしあわせになれるから。
ニコニコ生放送は、自分を「変人化」できる環境の一つだと思うのでオススメです。


昔の若者


凡人にとっては楽しい社会だと思う。「普通」の価値が低くて入手が容易だから。
年功序列の右肩上がりで、普通はおろか、普通以上を得るのが容易だった。

変人にとっては苦しい社会だと思う。自由が無いから。環境が悪いから。
「大人の敷いたレールになんて乗らないぜ!」とか言ってた人たちですね。


で、どっちが幸せ?


 変人なら現代が幸せで、 凡人なら昔が幸せだと思います。

 でも、凡人ってマジョリティーでたくさんいて、変人ってマイノリティで少数です。だから現代は不幸な人のほうが多いみたいです。日本の幸福度って低いみたいですし。
今後は日本はその、社会保障が充実してるような多くの人がそれなりに幸せな社会に進むのか、それとも、競争と能力主義ですごく幸せな人が沢山いるけど、すごく不幸な人もいる社会に進むのかーっていう。どっちに進もうとしてるんだろう?

 みんな変人になるか、もしくは「普通」の価値を下げてやるか、のどちらかですよね。まあ後者の政策をとるでしょうね。

 「ふつう」を求めると、その価値が高すぎて手に入らなくて辛い。だから、「ふつう」なんて求めなければいい。それが「さとり」であり、「草食系」とか「若者の〜離れ」、といわれる風潮であるのではないか。「悟り」というか「当然の帰結」じゃないかと思う。だって手の届かない高嶺の花をわざわざ取りに行く人ってそんなに居ないじゃないですか。ああ届かないんだな。って諦めるでしょう。その花を手に入れるには、とても過酷な道であることを覚悟する必要があるじゃないですか。そんな覚悟できる人って限られてきますよね(まあ覚悟もなく結婚して子供作って無責任に不倫する人もいますけど・・・)。凡人はそんな山には登らないで平野で暮らすでしょう。そんなに頑張らなくても生きていけるしー。っていう。「昔の凡人」だって、そんなに頑張ってないでしょ。「ああ、当時おれは会社の面接の前にパチンコ行ってたわ。」とか言うくらいですし。


関連リンク


この辺の放送、見ておけばよかったなあ。見たいな。

東大教授&院生&ひろゆき「若者論」生トーク
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/09/009165.html

田原総一朗×夏野剛が日本の未来を激論!
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/09/009133.html

ひろゆき×ホリエモン×勝間和代 ガチンコ生対談!
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/09/009085.html

ひきこもり社会日本 〜非モテからリア充へ〜 生放送
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/08/008840.html

城繁幸×ひろゆき「若者よ、団結せよ!」
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/07/008442.html